白に取り憑かれて人生が変わった日

月収15万円ぐらいで暮らしています。
YOHAと申します。

40代目前、34平米のマンションで、

女性独り、犬一匹、身を寄せ合って生活しています。
正社員で、毎月200時間働いていますが、手取り15万円とちょっとです。
手取りは少し少ないですが、実はとっても豊かに暮らしています。

 

私が大事にしている信念は「余白」。
人生の価値観、方針とも言えますね。
心に「余白」。
家にも「余白」。
そんなわけで、名前も「YOHA(KU)」。
全て、余白を大事にしていたら、豊かな生活になりました。

 

私の家には、物があまりありません。
元々とても部屋に物が多かったですが、余白を求めていたら、
いつしか少ない物で生きていけるようになりました。

 

余白を求めて生きていたら、いつの間にか部屋がきれいになりました。
床の8割に何も置いていない状態になりました。
部屋がきれいになったら、なんだか貯金ができるようになりました。
物を買わないわけではないんです。
お気に入りのものはガンガン買っていたので。

 

20代、母親と二人暮らしをしていました。
生活費は折半だったので、一人で暮らすよりもはるかに豊かです。
生活費は6万円ぐらいでしょうか。
当時、収入は300万円程度。
貯金はなんと、30万円。
「若いうちは使ってなんぼだ~い」という、いかにも~な言い訳を振り翳して、
服を買い漁り、物を増やし、浪費し、
そして、仕事での愚痴を毎日言い続け、ストレスを溜め込み…
また服を買い漁り、自分を着飾り、物を増やし、浪費し…
のループを繰り返していました。

 

いつの日だったか、もう今は覚えていません。
デザインの本を読んでいた時でしょうか。
「余白の大切さ」を説いたコラムだったように記憶しています。

 

余白。

よ は く。

YO・HA・KU。

 

魔法のようでした。
文章の周りに、適切な白い空間があるだけで、その文章がオシャレに、
そして何かとても意味のあるものに見えたんです。
たった一つの言葉を輝かすために、贅沢にとられた美しき白。
その中に凛とする少しだけの黒。
言葉はなんだっていいんです。
周りに美しき白があれば

 

- S U T E K I -

 

ほら、なんかとってもスタイリッシュで素敵。

 

ちょうど同時期に、ミニマリストという言葉を知って、片付けたい欲求が爆発しました。
何もない空間を埋め尽くすかのように、隙間なく配置したインテリアたちも、
寒々とした床を隠すように敷いたラグも、なんか全てが不要なものに思えて、
一気に捨て去り、母親に「物を大事にしなさい!!」と怒られ、
第××次反抗期を迎えたのもいい思い出です。

 

そしたら、30万円しかなかった貯金が、少しずつ増えていったんです。
50万円の壁を越えることは、20代最後の日まで一度もなかった。
100万円なんて、夢のまた夢でした。
気がついたら、あっという間に通帳の金額が7桁に突入していました。
そこから何やかんやで一人暮らしをするようになり、
減ったり、増えたり、仕事が忙しくてストレスが増えるたびにまた減ったりを繰り返し、
今は正社員。年収270万円。
余白が生んで育てた私の資産は500万円の壁に手が届きそうです。

 

この金額を少ないと思うでしょうか。
それとも「よくやった、がんばったね!」と
これを読んでくださっている方は、褒めてくれるでしょうか。
若い頃、貯金が全然できない体質だった私にはとっても快挙です。
えらいね、私。よくやった。これからも大切に育んでいこうね。
そんな気持ちで、毎日ゆとりある心で日々生きております。

 

この日記は、そんな余白に取り憑かれた私の、

・低収入でも豊かに暮らしている生活のこと
・低収入でもちょっとずつ育てているお金のこと
・ストレス社会でも、家に帰ると穏やかに暮らせているメンタルのこと

 

などなど、綴っていこうと思います。

若かりし頃の私のように、毎日イライラして、貯金もできなかった方に、
低所得で、将来が不安で、心にゆとりがない方に、
そもそも世越しの金は持たねえ主義のあなたでも、
少しでも心の片隅に残ってくれたらいいなと思っています。

 

 

YOHA:)