「家計簿がめんどくさい」に隠された本当の心

こんにちは、YOHAです。

私は、事務のお仕事をしています。
経理を担当しており、普段からお金に絡むお仕事をしています。
日頃のお金の流れを記録し、今月いくら利益が出そうか、見込みを作ります。
予算も立てますし、そして実績をもとに今年どうだったか、振り返る。
そんな大事なお仕事ができるようになりました。
会社の数字を日頃から見ているからか、自分の家でも家計簿は欠かせません。
会社の経営も、自分の家も、利益や貯金を捻出するためにはまず

 

・日頃のお金の流れを記録する

・実績をもとに、見込みや予算を立てる

・実際、どうだったのかを振り返る

 

が基本になります。

 

そんなわけで、よく会社の人たちと、自分の家でのお財布事情の話になります。
普段、私は家計簿アプリ、「マネーフォワード」を使っています。
昔は家計簿と言ったら、手書きでノートに記録するアナログな方法でした。
今は、とっっってもいい時代になりましたね。
スマホのアプリで簡単につけられる。
クレジットカードを連携しておけば、記録することも不要です。
だって、クレジットカードの履歴から、勝手に記録してくれるんです。
自分が入力しなくても、勝手に家計簿ができあがっちゃいます。

 

そんなわけで、会社の人にも「マネーフォワード」をお薦めしているのですが、
大体返ってくる答えは

「えーもう私、めんどくさくて、そういうの、ダメなんだよね」

なんです。

こんなに簡単なのに。
勝手に記録してくれるのに。

確かに、使ったことのないものは未知数です。
初めは、何事も、新しいことをするのって、とってもたいへんですよね。
訳がわからないから、疲れちゃう。

 

ですが、ふと思ったんです。
家計簿は確かに、つけるのはめんどくさい。
でも、みんなが家計簿をつけたくないのって、

「己と向き合うのが怖い」

からなのではないでしょうか。

 

だって、見なければ、知らなければ幸せなことってたくさんあります。
家計簿をつけることで、自分は実は、お金を使いすぎているのかもしれない。
無駄遣いがこんなにたくさんあるのかもしれない。
あー…思った以上に、私の家計はあんまり良くなかった…
もうちょっとちゃんとしなくちゃなあ…
そんな現実が、突きつけられるかもしれません。
だから、みんな家計簿をつけないのかなって思います。

 

私は、家計簿は続けなくてもいいと思っています。
初めの数ヶ月間、あくまで大体のお金の流れを記録する。
自分のお金の使い方の癖がわかれば、あとは家計簿をつけなくても大体わかります。
でも、最初はその癖がわからない。
自分のことは、案外自分が一番わかっていないものです。
なので、痛みを伴うかもしれないし、嫌な気持ちになるかもしれないけど、
自分ってこういう人なんだなって、改めて自分のことを知るのは、
とってもいい機会だと思うんです。
家計簿もその一つ。

 

私も、家計簿をつけ始めた時、自分のお金の使い方の荒さに驚愕しました。
暴飲暴食を重ね、1年ぶりに体重計に乗った時の、あの感覚です。
ひいっと恐れ慄きます。
お腹についた贅肉に、普段は見て見ぬ振りをするのに、
数字の力はすごいです。
まるで、自分を採点されたみたい。
あなたは30点。もうちょっと頑張りましょう。
アニメ・サザエさんに登場する、テストを返された時の、カツオ君みたいな心境です。

 

でも、まずはそこから始まるんです。
見て見ぬ振りしていたら、明日もまた、自分の考えなんて変わりません。
痛い目を見ないと、所詮自分は変えられないんです。
まずは一歩、踏み出して、体重計に乗るように。
意識改革もお財布改革もまず、自分を把握することから。
そんなふうに思います。

 

YOHA:)