交際費をワクワク削減する、意外な方法

こんにちは、YOHAです。

 

節約をする上で、必ず通る道に「交際費をどうする」があると思います。
お金が全く貯まらなかった時代。
「今が一番楽しければいい」とか、「今若いうちにお金を使わないと」とか、
色々な言い訳をして、とにかくいろいろ遊び回りました。
毎週、家にいるなんて、充実していない!とにかく遊びに行かないと!
そんな焦りに襲われて、とにかく誘われたら断らず、夜な夜な飲みに出ていました。

その交際費、本当に必要?

正直、あの時行った店、食べたもの、楽しかった思い出。
今は、ほとんど覚えていません。

 

大事な友達といった大切な思い出ならいいんです。
でも、数々の飲み会は、半分ぐらい「お付き合い」でいったもの。
楽しかったのかしら?あの頃の自分は。
美味しかったのかしら?あの料理たちは。
遊び方は、本当にあれでよかったのかしら?

 

若い頃、遊んでいた友達で、今連絡をとっているのはたった二人。
私の今でも付き合いたいと、大事にしたいと思っている友達はたった二人しかいません。
このたった二人の友達は、飲みに行っただけではなく、
一緒に色々な経験をした大事な大事な、一生付き合いたいと思える友達です。
一緒にいると楽しくて、ワクワクして、色々なことをしたくなる。
会ったら、元気が出て、明日も頑張ろうと思える、そんな友達です。

 

でも、あの頃。飲みに行ったたくさんの友達は、
果たして本当に、私に元気をくれていたのかしら。
別に毎回、飲み会に意味を見出せと言っているわけではないんです。
でも、今でも後悔しているのは、本当は飲み会が苦手で、断りたいな、めんどくさいなと思っても、とにかく全部に顔を出していたこと。
自分を偽って、充実した毎日を送っていると見栄を張りたくて、飲み会に出ていたこと。
本当に無駄な時間とお金だったと思います。

 

確かに色々なところに出ることで、人脈も広がるのでしょう。
将来、仕事に生かしたいとか、起業したいとか、そういう人もいるでしょう。
でも私は違った。
私は、できるだけ仕事をしたくないし、起業するタイプでもない。
社交性もないし、人付き合いが得意でもない。
極論、正直自分の大事な人以外はどうでもいいんです。
そして、若い頃あれだけ張った見栄、今の人生に何か一つでも生きていたかしら?
と、思います。

正直に、「お金ない!」と言ってしまえ

友達と遊んで思い出に残っていることがあります。
それは、本当にお金がなかった時代。
勇気を出して、友達に
「ごめん、遊びたいんだけど、お金がなくて…お金のかからない遊びをしない?」
と誘ったことがありました。
お金がないなんて、恥ずかしくて、本当は言いたくなかった。
でも、この友達には正直に言えたんです。
そしたら、その友達からは、なんと
「…実は、私もあんまりお金なくて。ちょっと無理してた。そう言ってくれて助かる!」
と言われました。
お金がないのに、無理して背伸びした遊び方をしたのは、お互い様だったんだな~と
気が抜けたのを覚えています。


そして、お互い無理をしていたとわかった後は、
二人で色々な”遊び方”を話しあって、考えて…
それがまた、本当に楽しかったんです。

お金をかけないで遊ぶって、一見貧しくて、ツマラなさそうに見えます。
でも実際やってみると、いろいろと考えるのが楽しくて、工夫するのがワクワクします。
人間は、制限されるとクリエイティブになれるって、本で読んだことがあります。
まさにこのことだな~と思いました。

大人だから楽しめる、「貧乏ごっこ

ちなみに、私が良くやっていた「お金をかけずに遊ぶ」こと。
夜遊ぶことが多かったので、飲みにいく→以下の遊び方法に変えるということをしました。

寒空の下の「天体観測」ごっこ

月食とか、天体観測系が多かったです。
と言っても、友達と一緒なら、いつ流れてくるかわからない星を見つめて
『こないね〜』なんて言い合う時間も楽しいもの。
この時は、暖かい毛布と、ポットに入れた飲み物と、おやつを持っていきました。
準備段階でとても楽しかったのを覚えています。
青春時代に帰ったようでした。
頭の中では常に BUMP OF CHICKENの「天体観測」がエンドレスリピートです。

弁当持ち寄り「ピクニック」ごっこ

自作のお弁当を作って、ディナーに行く代わりにピクニックで楽しみます。
初めての時は少し照れますが、お弁当を交換とかもしていました。
車だったので、毛布とか持ち込めます。
暖房を切って、窓を開けて、近所に迷惑のならない場所でお話しするのが楽しかったです。

気分はさながら「温泉旅行」ごっこ

近場の安い銭湯に行って、限界までお風呂でまったりします。
お金はかかってしまいますが、とはいえ近くの銭湯なので500円程度。
いろいろ合わせても1000円以下で行えます。
今はコロナが出てきてしまったのですが、昔は銭湯でお話ししてても問題がなかったので楽しめたのかもしれません。
その後、車の中で食べるアイスがなんと美味しいこと。

 

つまり、結局お金をかけなくても、大好きな友達と一緒にいるだけで幸せなんです。
飲みにいくのも、こうしてお金をかけずに遊びにいくのも、結局目的は一つ。
お話に花を咲かせることです。
当時は車がありましたが、車が無ければ無いなりに、
またいろいろ楽しめることを考えるでしょう。
一人で考えるのではなく、友達と一緒に考えるのも、またワクワクしますよね。
なんにせよ、「制限」から生まれるパワーは侮れません。

童心にかえる、「遠足」ごっこ

昔よりもお財布事情は裕福になった今。
この友達とは、あいも変わらず「貧乏ごっこ」を楽しんで遊んでいます。
最近はもっぱら、「近所の新しいところ発見!」の遊び。
お散歩感覚で、気になっているお店を周ります。
その中で、買いたい物があればそれもよし。
でも、お金はいくらまで!とお互い決めてから遊んでいるので、
うんうん唸りながら慎重に決めます。
まるで、小学生の「おやつは300円まで」のよう。
やっていることは、小学生の遠足と変わりません。
でも、飲みにいくより遥かに健康的で、楽しいです。

 

これを読んでいる方が、もし交際費でお悩みなら、
ぜひこのような、楽しい遊び方もあるんだよ!と共有したいと思いこの記事を綴りました。
制限することで生まれる楽しい遊び。
自分で考える遊びは、懐かしくもあり、楽しくもあり、ワクワクします。
小学生の頃にタイムスリップしたかのよう。
ぜひ、やってみてください。
あのワクワク、大人になった今だから、経験できる気持ちがありますよ。

 

YOHA:)